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第15話 涙の夜

مؤلف: けもこ
last update تاريخ النشر: 2026-07-17 22:30:45

腰に手を回されて、閣下の脚の間に立つように姿になった。

嫌だ、と言えば今日は何もない‥‥のかもしれない。それを言葉通りに取っていいのだろうか。

自分に拒否をする権利があるのかどうかもわからない。

それに‥‥

仮に今夜無かったとしても、いつかはあるのだ。アビゲイルに教わった閨の話が恐怖を誘う。いつか来ることならば、拒否をして不況をかうことは得策ではないだろう。

この役目を果たすために私は娶られたのだから。

「嫌‥‥ではございません」

震える声で言った後、あまりの緊張にゴクリと唾を飲み込んでしまった。腰に回した手に力が入り、撫でさするように促されて閣下の膝の上に座った。

「ありがとう、ロッティ」

そう言うと、口づけをしながらゆっくりと寝台の上にローティシアを横たえる。自分の手をどうしていいかわからず、顔の横で小さく万歳をしたような格好で口づけを受けていた。

唇が離れ、首筋に下りる。耳の奥の鼓動が物凄い音を立てている。首筋に唇をおいている閣下に聞こ

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